
咳の患者さんが相変わらず多く受診されます。
今月も上気道炎から感冒後後遺症のような形で数週間咳が続き、来院される患者さんが多い印象です。
元々風邪の後は咳が残りやすい、子供のころから気管支炎になりやすい、小さい頃喘息だった…などのエピソードのある方は、特に咳が残りやすい傾向にあるように思います。
気道が過敏になっている際には吸入薬などが効を奏する場合もありますので、お困りの方がいらしたら受診して、ご相談ください。
季節の変わり目は寒暖差が大きく、疲れやストレスをためやすい傾向にあります。
そのためか「帯状疱疹」を発症される方も、ここ最近多い印象を受けます。
皮膚の症状が出きってしまう前に受診し、早期に治療を開始することで、治りも早く後遺症を残しづらくなります。
初期は痛みのみで皮疹が出ないこともありますが、怪しいと思ったら、できる限り早くに受診することをお勧めします。
自治体から補助の出ている帯状疱疹ワクチンについては、罹患の後も接種可能です。
症状が落ち着き、完全に治癒してからを目途に接種することをお勧めしています。
ながた内科クリニック
永田 健一郎