よくいただくご質問として、
・死別の「わかちあい」ってどんな事をするのでしょうか。
というご質問があります。
グループで行うグリーフサポートで、
死別にまつわる気持ちを、聞いたり話したりする集いを「わかちあい」と表現します。

※市民団体ふちゅうのグリーフサポート主催のわかちあい
「わかちあい」の流れは、以下の通りです。

「わかちあい」の元となる言葉は、【 分け合う 】です。
同じ病気で亡くしても、自分の体験とは似て非なる物なので、【 解りあう 】とは異なります。
共通点は、【 大切な人を喪った 】ということのみなのです。
参加された方全員で「つきあかりのお約束」を守りながら
ファシリテータが進行し、お話出来るようお手伝いします。
上手に話さなくても大丈夫です。
脈絡がなくても大丈夫です。
思いつくまま、思い出す順番でお話ください。
お互いの気持ちを分け合いながら、様々な意見・価値観に触れることで
「自分だけがおかしいのではないと知り、安心した」
「体験は違えど、同じように他の方も思っていたと知った」
「自分にない考え方が参考になった」
などの声があがります。
一番大切なことは、安心できること。
普段しまい込んだ感情も思考も、緩めることが出来ると良いですね。
また、お会いしましょう。
※「つきあかりのお約束」の詳細については、7月号をご参照ください。
訪問看護ステーションいきいき



