2025年10月号 ほしぞら便り:ジップロックに入れたもの

  • ほしぞら便り☆彡

こんにちは。


「大切な人が残したものを、皆さんどうしていますか?」と 

分かち合いでは質問が良く出ます。


大切な人の靴は。


玄関に、防犯目的で男性物を一足出したり

「いつ来ても履けるように」と出しておく人もいます。



あの時着ていた服は。


胸がいっぱいになるから、クローゼットが見れない人や

時々クローゼットに頭を突っ込み、深呼吸している人もいます。



大切な人の匂いが一日も長く残っていて欲しくて

枕、服、部屋の空気を「ジップロック」にいれて

大切に保存している人も沢山います。




最後に食べていたものも。

はじめは冷蔵庫だったけれど、冷凍庫へ。

ずっと大切にしていて何にもおかしくありません。



分かち合いでは、

「みんなそうだよ!」 「それ普通よ!」

「えっそうなんですか?良かった同じで、、、」と

場が和みます。


いつか。 それをどうするのか? 

お話などのグリーフワークをしながら、

自分の答えが出るまで待ちましょう。


大切な人を大切にすることに変わりはありません。


物そのものから、存在そのものへ

心のたからものが変わっていくでしょう。


のんびりいきましょう。

ではまた。



訪問看護ステーションいきいき

ほしぞら便り☆彡
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