こんにちは。
「大切な人が残したものを、皆さんどうしていますか?」と
分かち合いでは質問が良く出ます。

大切な人の靴は。
玄関に、防犯目的で男性物を一足出したり
「いつ来ても履けるように」と出しておく人もいます。

あの時着ていた服は。
胸がいっぱいになるから、クローゼットが見れない人や
時々クローゼットに頭を突っ込み、深呼吸している人もいます。
大切な人の匂いが一日も長く残っていて欲しくて
枕、服、部屋の空気を「ジップロック」にいれて
大切に保存している人も沢山います。

最後に食べていたものも。
はじめは冷蔵庫だったけれど、冷凍庫へ。
ずっと大切にしていて何にもおかしくありません。
分かち合いでは、
「みんなそうだよ!」 「それ普通よ!」
「えっそうなんですか?良かった同じで、、、」と
場が和みます。
いつか。 それをどうするのか?
お話などのグリーフワークをしながら、
自分の答えが出るまで待ちましょう。
大切な人を大切にすることに変わりはありません。
物そのものから、存在そのものへ
心のたからものが変わっていくでしょう。
のんびりいきましょう。
ではまた。
訪問看護ステーションいきいき



