訪問診療について、よくいただく質問をまとめました。その他不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

往診と訪問診療はどう違うのですか?

往診は、患者さんの要請に応じて訪問し診療を行うことです。急な体調変化にあわせた対応になります。一方で訪問診療は契約したうえで、定期的に日時を決めて訪問し診察することです。特に体調に変化がない時でもお伺いし、平時の体調相談、定時のお薬の処方などに対応してまいります。

訪問診療の対象となる患者の要件はありますか?

大まかに申し上げると、通院が困難な方が対象になります。重症度や日常生活動作、要介護による基準はありませんが、医療需要度が高い状態の方や、定期的な通院に支障があり、体調の維持が難しい方が主な対象となります。

訪問診療を受けながら、他の病院に通院してもよいのですか?

可能です。病院で特殊な処方を受けている、病院でしか受けられないような専門的な検査を定期的に受ける必要があるなどの場合は、通院いただくこともあります。ただし、原則通院が困難な方が訪問診療の対象となりますので、頻回に通院されている方は、通院可能な状態と判断され、”訪問診療の対象外”と判断されます。

訪問診療を始めるタイミングはどんなときですか?

通院が難しい状態にある時となります。それ以外にも頻回の薬物調整が必要な場合、医療処置(管の管理や医療機器の管理)などを定期的に行わなければならなくなった場合に開始されることがあります。

訪問診療を開始するにはどのような手続きが必要ですか?

病院の退院支援窓口、看護相談、地域包括センターや担当するケアマネージャ、かかりつけの医師に相談し、訪問診療を行ってくれる医療機関を紹介してもらいます。選んだ医療機関と元の主治医との間で診療内容の情報共有が行われた後に、患者様宅へ当該医療機関から連絡が入るので、面談のアポイントを取っていただきます。訪問診療についての説明を受けたうえで、契約を済ませ、初診日の日程が決まり訪問診療が開始されます。

病院に通院している主治医との関係はどうなりますか?

引き継ぎ後は、病院の主治医への通院はなくなるか、通院頻度が減る形となることが多いです。病院でしか対応ができない処置や検査などが必要になった場合は、訪問診療の医師から元の主治医に診療を依頼することもあります。

介護サービスやケアマネジャーとの連携はありますか?

患者様の状態によって、必要なサービスを適宜相談し合っています。医療と介護のスムーズな連携が、安心して在宅療養を続けていく鍵となります。

介護保険や医療保険との関係はどうなりますか?

両方の保険を利用しながら、サービスを受けていく形となります。各保険に役割があり、医療サービスは基本的に医療保険、介護や療養にまつわるサービスに関係する部分は介護保険を利用することになります(居宅管理指導料など)。

訪問診療で可能な治療や検査はどのようなものがありますか?

慢性疾患の治療、持病が急に悪化した時の対応はもとより、中心静脈栄養や経管栄養(経鼻胃管や胃瘻の交換)の管理、気管切開後のカニューレ交換やカテーテル留置状態の管理、人工呼吸器管理などの対応が可能です。検査については、各種検体検査(血液・尿・培養・白癬菌・感染症他)エコー、心電図などの検査が行えます。X線やCT・MRIは近隣の検査施設で実施をお願いしています。

訪問診療で受けられる検査にはどのような限界がありますか?

外注する検体検査(血液、尿、痰など)はおおむね実施することが可能です。生体検査については心電図、エコーなども実施可能です。X線検査は当院では行っておりません。CTやMRI検査などは専門クリニックへご紹介となります。

医療機器(在宅酸素・人工呼吸器など)の管理はお願いできますか?

可能です。在宅酸素や人工呼吸器についても実績の多い事業所ですので、ご相談ください。

処方された薬は持ってきてくれるのですか?

訪問薬剤師とご契約の患者様は、当方から処方箋を作成し、薬剤師と連携をすることにより、お薬を届けていただく手配が可能です。契約されていない方には、処方箋を直接お渡しするか、近隣の薬局に処方箋をFAXいたしますので、かかりつけ薬局でご家族様などが直接薬局窓口へお薬を受け取りに行っていただく形となります。

薬の処方は院外薬局になりますか?配達も可能ですか?

自宅への配達をご希望の場合は訪問薬剤師の導入をお勧めいたします。当院の訪問診療は薬剤師が同行いたしますので、内服管理の方法などのご提案なども診療の場で行うことができます。訪問薬剤師をご希望でない方には、かかりつけ薬局に当方から処方箋をFAXいたします。その場合、ご家族などで薬局窓口まで受け取りに行っていただく形となります。

自宅での検査結果や画像検査は病院と共有できますか?

必要な検査は診療情報として当方から病院にお渡しすることが可能です。必要であれば当方で実施した検査結果を封筒にまとめて、お渡しします。受診の際に病院の医師にお渡しください。

訪問曜日や時間は指定できますか?

訪問曜日はご相談のうえ決めさせていただきますが、ご希望に添えない場合もあります。訪問曜日は、基本的に毎週(あるいは隔週)同じ曜日になります。訪問時間に関しましては、概ねの訪問予定時間を事前にご案内いたしますが、他の患者様の緊急往診や交通事情などにより予定通り伺えないこともありますことをご了承ください。

土・日・祝日の訪問診療は可能ですか?

訪問診療(定期訪問)は、原則として火曜日~金曜日に限らせていただいています。ただし急に具合が悪くなった場合は、お電話でご相談いただければ必要に応じて臨時で往診をいたします。

訪問回数は決まっていますか?

病状にもよります。原則として月2回の訪問としていますが、病状が不安定な場合や頻回の医療処置を必要とする場合には、毎週訪問する場合もあります。よほど長く安定している場合には、月に1回の訪問とする場合もありますが、ご家族の見守りや他のサービスによりご本人の見守りが十分に行えている場合に限ります。

一度の訪問診療の時間はどれくらいですか?

通所は10分~30分程度ですが、処置や病状の説明にお時間を頂く場合は40分~60分程度かかることもあります。

訪問診療はどの地域まで対応していますか?

府中市が中心ですが、近接する市の府中市寄りの地域なら対応しています。その時の当院の診療体制に依るところもあるため、適宜ご相談ください。

施設(有料老人ホーム、サービス付高齢者住宅、グループホーム、特養など)にも来てもらえますか?

対応可能ですが、一部施設(嘱託医が設置されている)では訪問診療ができない場合がございます。適宜ご相談ください。

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