死別の悲しみに、どう向き合えばいいのでしょうか。
親密な人の死は、人が感じるストレスの中で常に上位を占めています。
四六時中辛いことに向き合うことは負担なので、心に蓋をして日常を過ごすこともあるでしょう。
すると自分の気持ちがいっぱいになって行き場を失い、苦しくなるかたが沢山いらっしゃいます。
できれば、たまにで良いので 死別にまつわる感情や思い、ためるより「出す」を意識してみませんか?
大切な人の喪失と向き合う作業のことを「グリーフワーク」といいます。
こちらで毎月行っている、ご遺族の集い「つきあかり」や個人対応の「つきあかりの保健室」では、否定やアドバイスのない環境で【お話】をし、受け止めてもらうことでご自身と向きあうことができます。
これ以外だと・・・・
- 【絵】を描く 【詩】をかく 【歌】を歌う 【日記】をつける 【写経】する
- 華道や陶芸など【作品つくり】をしながら、自分の感情を表現する
- ヨガや散歩など【身体を動かしながら】、心で故人と対話をする
- 故人が読んでいた【本】を読む 故人のレシピで【料理】する
- 故人が大切にしていた庭の花々を代わりに【育てる】 など
故人と接点を持つことで心の対話が進み、自分を振り返る作業もグリーフワークになるのです。
できれば、ここで感じたことを、誰かにお話しして受け止めてもらえると、尚のこと良いですね。
話すことで自分の気持ちを再認識でき、心の整理になるからです。
これらは、心の修復作業に一役買います。
でも、、、辛い日は、、、逃げちゃえ逃げちゃえ!
元気になることを焦らずに、マイペースでいきましょう。
訪問看護ステーションいきいき